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味裕軸差論 (Music Salon) (^^ゞ

JAZZを中心とした音楽全般、料理・紀行・言葉などにつき、程良く自由に伝えたい。

2019 05/13

他セクション出向で知る!北川アレンジの奥深さ

 ビッグバンドの基本編成は、SAX 5、TROMBONE 4、TRUMPET 4、リズム隊(Pf B Dr (G))の4セクション。筆者は通常 Tenor Sax なので、SAX セクション(Alto 2、Tenor 2、Baritone 1)で和音の第3 or 第4声を受け持ち、それを通じて自セクション、更にバンド全体のアンサンブルやノリを同時確認している。
 さて、(準)オープン型のビッグバンド・リハ(音合わせ)だと、ポジションによって過不足が生じることがあり、時には「出向」と称して他セクションのポジション穴埋めも。音域を考慮し、Tenor Sax(B♭管)だと TROMBONE の 2nd or 3rd 等に入る。この場合、頭の中で譜面を一音上に「逆補正」(ド なら レ に)して吹く。TRUMPET の欠員には Soprano Sax(B♭管)で、やはり 2nd or 3rd 等に入るが、譜面はそのまま読めば良い。
 「出向」時に気を付けることは、和音の成分としてのピッチ(音程)は勿論、出向先の楽器固有のニュアンスに極力近付け、それっぽい響き、節まわしを醸し出すこと。例えば、TROMBONE の細かい(八分音符の連続)フレーズは、さらっと滑らかに吹くのではなく、ややゴツゴツと、TRUMPET では音の立上りと切りをシャープ目にする等々…。
 TROMBONE(もどき)は過去数回、そして今回 TRUMPET(もどき)を経験し、本来の SAX と合わせ管楽器の3セクションを実体験すると、各々の曲目で、セクション相互の機能・絡みを改めて理解でき、先日他界された北川祐氏のアレンジ、特に人気の マイ シェリー アモール、I'll Never Smile Again では、氏の温もりが直接伝わって来る思いで、演奏中なのにウルウル寸前に…。
 アレンジというのは、音の切り分けだけでなく、各ポジションでの理解・納得・意欲を増進させるべきものだ、ということを再認識する。

・写真は、Soprano Sax で 3rd Trumpet に出向の巻。French Horn が 4th Tp で 4人中2名が出向者。言わば果汁50%で、如何に果汁100%ジュースの味に!
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