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春巻賛歌

餃子、焼売、雲吞、春巻。何れも皮で具を包んだもので、夫々美味しいが、ここでは春巻を賛美したい。
先ず、フリガナ無しで読める (^^)v 。外見からは具が透けて見えず、奥ゆかしくもワクワクする。そして皮と具が互いにリスペクトし合う大人の関係が感ぜられるのだ。
さて焼売(シュウマイ)、こいつはゴージャスで美味なのだが、完全に具が主役で、皮は単なるケースに甘んじているのが惜しい。蒸しても、揚げてもだ。
一方、雲吞(ワンタン)は皮の食感を楽しむものだろう。茹でたのをトゥルン …具が多いと呑み込みづらい。揚げたのをパリン …皮だけで良いしね。
では餃子(ギョウザ)、これは茹で、揚げ、蒸し、さらに「焼き」と、バリエーション豊かで、皮と具の力関係も拮抗しているのだが、皮と具が互いに主役の座を争う感が大人げなく、皮を厚くしていくと饅頭モドキに。
そこへいくと春巻は、皮と具に適度な距離感があり、かと言ってどちらが欠けても、あのクリスピー&シャキ・トロの世界が実現されないことを、都度、優しく知らしめてくれるのだ。さあ、この小さな宇宙を、そのまま、辛子だけで、酢だけで… 食べ進もう、極力醤油は用いずに。
春巻



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